「施工管理は潰しが効かない」のでしょうか?
結論から言うと、施工管理の経験や専門スキルは他業界でも評価されます。
今回は「施工管理は潰しが効かない」が大間違いである3つの理由をテーマに
施工管理の経験が活かせる転職先や異業種へ転職するためにやるべきことをまとめました。
「施工管理は潰しが効かない」って言葉を耳にして、
施工管理から異業種に転職することは難しいと考えている人は多いです。
最初に結論を言うと、「施工管理は潰しが効かない」は大間違い。
そこで本記事では、下記3つのテーマについて解説していきます。
- 施工管理の経験や専門スキルは他業界でも評価される
- 施工管理の経験を活かせる転職先
- 異業種に転職したいならやるべき3つ
ぜひ参考にしてください。
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「施工管理は潰しが効かない」は間違い!3つの理由とは!?
「施工管理は潰しが効かない」と言う意見は大間違いです。
理由は以下の3つです。
順番に解説していきます。
専門スキルは他業界でも評価される
まず最初にお伝えしたいのが、施工管理の専門スキルは他業界でも評価されるということ。
- 工程管理
- 品質管理
- 施工コストの管理
- 官公庁への届出書類
といった専門スキルは
- 不動産デベロッパー
- 金融業界のファシリティマネジメント
- コンストラクションマネジメント
などの業界・職種で大いに役立てることができます。
業界は違えど、建物を建築して維持管理して行くために
- 施工コストの交渉
- 工事発注管理
- 保有不動産の維持、運営
などの必要な専門スキルは共通しているわけです。
上記の専門スキルに各業界の専門性をプラスαして学んでことでより価値が深まります。
ポータブルなビジネススキルが身に付く
施工管理は業務量が非常に多く難易度の高いビジネスです。
例えば
- 建設コスト管理
- スタッフ、作業員のマネジメント
- 人・物の手配
- 定例会議の資料作り
- 工程管理
などの業務を日常的に行なっていると思います。
とにかくやることが多すぎるんですよね…。
上記の規模の業務をこなすには
- コミュニケーション力
- マネジメントスキル
- リーダーシップ
- プレゼン力
といった管理職レベルのビジネススキルを必要とするわけです。
つまり、施工管理の膨大な業務量をこなしているあなたには、すでに高いビジネススキルが身についていると言えますよ。
施工管理から異業種へチャレンジしたい人は、本記事の「施工管理の経験を活かせる転職先6選」を参考にしてください。
異業種に転職している施工管理がいる
施工管理から異業種へ転職を成功させた人はたくさんいます。
実際、Twitterで以下のようなコメントがありますので。
施工管理でやりがいや信念を持って仕事できてる人は、おそらくどんな業界でもバリバリ働くことのできる人だと思う。だって、厳しい環境の中でも軸をぶらさず働き続けることができるから。たまたま最初が施工管理だっただけで、そのバイタリティーがあれば異業種なら即エース級です。
— いわん太|施工管理→発注者 (@iwanta_business) February 10, 2023
建設業の職種って大きく分けると
①職人
②職長
③サブコン
④ゼネコン
⑤発注者①②から③④への転職は
施工管理技士がないと難しい。
⑤は建設業界に限らない。
ドコモだろうがトヨタだろうが
GAFAだろうが可能性がある。
つまり転職の道が一気に広がる。https://t.co/0BQrNeSbbM— アルノ@自称10万人に1人の資格を持つ現場監督 (@arno011201) February 5, 2023
どの施工管理かによりますけど資格さえ取れば転職有利ですよ。
メンテ系に行けますしこれからは修繕が多くなりますから職には困りません。慣れてきてうまく立ち回れれば自分の思いどおりに周りを動かせるので、やりがいや達成感はあります。
— リアル (@blackmax1126) January 27, 2023
施工管理の経験やスキルを活かせば異業種への転職も実現可能なんですよね。
特に「発注者側」を目指すとかなり可能性が広がるし、転職後のミスマッチも起こりづらいですよ。
おすすめの異業種が知りたい人は、本記事の「施工管理の経験を活かせる転職先5選」を参考にしてみてください。
施工管理は潰しが効かないと言われる理由
なぜ施工管理は潰しが効かないと言われるのか?
潰しが効かないと主張する人の理由は主に以下の2つ。
専門性が高すぎて他の仕事に応用が効かない
専門性が高い職業ほど「潰しが効かない仕事」とされるから
施工管理は潰しが効かないと主張するわけですが。
本記事の「施工管理の専門スキルは他業界でも評価される」でも言ってる通り、
- 不動産デベロッパー
- 金融業界のファシリティマネジメント
- コンストラクションマネジメント
などの業界・職種に進めば施工管理の専門スキルは大いに役立てることができます。
それに専門性が高い職業なんて世の中にたくさんあるわけで。
- 医者とか
- 公務員とか
ガラパゴスすぎて他の業界とのギャップが激しい
たしかに建設業は独自のルールや働き方でかなりガラバゴスです。
- 毎朝8時に整列して朝礼を行なって
- ラジオ体操をやって
でも余裕でブラックな建設業で頑張れる人は、
どこの業界・職種に進んでもやっていけるだけのメンタルと忍耐力が備わっています。
施工管理のここがおかしい!現場監督を辞める理由
施工管理はさまざまな職業の中でもトップレベルにハードで、
たまに「頭おかしいんじゃないか?」って思う瞬間がありますよね。
中でも施工管理は頭がおかしい、辞めたいって思う理由は次の3つに尽きると思います。
- 超長時間労働がきつすぎる
- 休みが極端に少ない
- パワハラや体育会系的ノリが無理
1月の残業200時間、休みは週1日あればいい方、所長は高圧的で常にマウントを取ってくる…。
施工管理って本当に頭がおかしいと思うぐらいハードな仕事なので。
今まで施工管理を続けてきたことに自信を持って、転職して欲しいですね。
施工管理の経験を活かせる転職先5選
施工管理を辞めると決断しても、その後の転職先ってどこが良いか悩みますよね。
施工管理を辞めた後の転職先は、以下5つがおすすめですよ。
- ディベロッパー(不動産業界)
- ビル管理(ビルメンテナンス業界)
- 都市再生機構(UR)
- ファシリティマネジメント(銀行系の施設管理)
- コンストラクションマネジメント(発注者支援)
上記5つの業界はすべて施工管理の経験を活かすことが可能です。
- いわゆる発注者側の立場で働くか
- スキルを活かしてより専門職にシフトするか
発注者のよいところは、上流の業務のため、自分で業務をコントロールしやすいのが特徴です。
施工管理よりもホワイトかつ年収も高いので転職先としてかなりおすすめですよ。
施工管理からの転職で大切なのは、転職先を明確にして、転職エージェントから優良企業を紹介してもらうこと。
このあたりは「施工管理から転職したい!おすすめの転職先9選【経験を活かした転職のコツ】」の記事でより詳しく説明しています。
異業種へ転職したいならやるべき3つ
本章では、施工管理から転職したいならやるべき3つをご紹介します。
1つずつ解説していきます!
職務経歴書は志望する会社専用にする
施工管理での経験だけをつらつらと書くだけでは職務経歴書として不十分です。
- なんで異業種に転職したいのか?
- どの経験を活かすことができるのか?
- 異業種に転職した後どうしたいのか?
この辺りを明確にしておきましょう。
特に「求人要項」をしっかり読み解くことが重要なポイント。
「仕事内容」「求める人物像」「必要な能力・スキル」が相手のニーズで、
「自分を雇うメリット」が相手のニーズと合致していれば、採用確度は更に高くなります。
つまり「自分のスゴいところ」を推すのではなく
「相手が求めていることに対して、自分に出来ること」を伝えるのが基本です。
転職エージェントを使う
施工管理から転職するなら、転職エージェントを使いましょう。
試しに登録してみるとわかりますが、ほぼ確実に転職先を紹介してくれますので。
転職エージェントとは
- 完全無料の転職支援サービス
- 各業界に知見のある転職のプロが相談にのってくれる
- あなたに合った優良企業を紹介してくれる
- 転職サイトにない人気企業の求人がある
- 書類のチェック、面接対策をしてくれる
- 書類や面接の通過率を上げてくれる
- 入社時期・条件の交渉をしてくれる
企業側のニーズを読み解くためにも転職エージェントを使うべきで。
転職エージェントの担当者は、企業の人事担当や経営者がどんな人材を求めているか把握しています。
ネット検索だけでは得られない一次情報を掴むためにも有効活用していきましょう。
ちなみに、転職するか悩んでいる方でも、転職エージェントの登録はOK。
「とりあえず話を聞いてみよう!」って感じでも大丈夫です。
以下3つは特に人気の転職エージェントなので、ぜひ登録しましょう!
- マイナビ AGENT
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もし、どこに登録するか悩んだら リクルート AGENT
20代・30代のサポートが充実しているので、はじめての転職でも安心ですよ!
企業HPからエントリーも選択肢の一つ
企業HPからエントリーするのも選択肢の一つです。
なぜなら企業が転職エージェントを使った採用はかなりお金がかかります。
採用させればお金がもらえる成果報酬型のビジネスモデルで、
おおよそ採用時の月収3ヶ月と言われています。
そんなにお金がかかると「絶対に失敗できないな」って思考になりませんか?
ギャンブルするより安定思考でギャップが少ない同業界・同職種から選びたくなりますよね。
その点、企業HPからのエントリーすれば転職エージェントを軽油よりも圧倒的に採用コストがかからないわけです。
転職エージェントにも良し悪しがあるので、
企業HPから応募エントリーする選択肢も持っておきましょう。
まとめ
本記事では「施工管理は潰しが効かない」は大間違い!他職種でも活かせる3つの理由について解説しました。
- 施工管理の専門スキルは他業界でも重宝されるし
- ポータブルなビジネススキルも身につくので
むしろ転職に有利な人材になれますよ。
今の環境を変えたいなら自信を持って転職活動してくださいね。
本気で異業種に転職したいのなら
この3つが大切ですよ。
最後に、あなたの力になってくれる転職エージェントをご紹介して終わりたいと思います。
1人で悩まず、転職のプロに力を貸してもらいましょう!
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