職場のモラハラおばさんの特徴と対処法｜実際にあった事例も紹介

彼女たちは自己愛が強く、人を見下す傾向があります。

プライベートに土足で踏み込むなどの行為は、思考や感情を侵害するモラルハラスメント、いわゆるモラハラです。

モラハラは陰湿で続けられると、自分が悪いと誤解し、自分を責めてしまう結果に。

そんなモラハラおばさんの末路は孤独あるのみ。

そこで本記事では、職場のモラハラおばさんについて徹底解説していきます。

あなた自身が被害者であることに気づき、また適切な対策を行うことで、職場環境を改善し、心の健康を取り戻す手引きとなることを願っています。

職場のモラハラおばさんに見られる特徴

あたりまえのように職場に存在するモラハラおばさん。

ただのおばさんだと思って接すると大変なことに・・。

まずは職場のモラハラおばさんに見られる特徴を理解することから始めましょう。

職場のモラハラおばさんの特徴は、以下の4つ。

詳しくみていきましょう。

プライベートに土足で入り込む

職場のモラハラおばさんの一つの特徴として、他人のプライベート領域に遠慮なく踏み込む傾向があります。

彼女たちは、コミュニケーションの一環として、

など、仕事とは無関係のプライベートな情報を不必要に探ろうとします。

初対面であったり、あまり親しくない間柄でも関係ありません。

当然ながらプライバシーの侵害となり、ストレスが生じます。

自身の経験談を交えながら、他人の私生活に踏み込むおばさん達。

自分たちの行動や言動が他人を不快にさせていることに気づいていないのがタチが悪いところですね。

プライドが高く、人を見下す

モラハラおばさんはプライドが高く、人を見下す傾向があります。

自分が最も貢献していると思い込み、他の同僚を下に見がち。

このひねくれた性格が結果として、新人や若手、または自分より下の立場の人への無理な指示や厳しい批判、心無い言葉攻めにつながります。

特に自分の意見を否定されたり、自分より知識やスキルがある人がいると、よりモラハラを発揮するのが特徴です。

自己愛が強い

モラハラする心理として「自分が一番」「自分の意見が正しい」そんな考えや思考が根底にあります。

自分を中心に世界が回っていると勘違いしているのもモラハラおばさんの特徴の一つ。

自分に都合の良い解釈や行動をしたり、自分が間違った場合でも責任を他人に押し付けるのも得意。

自己愛が強いため、他人の感情や状況を理解する力が乏しく、特に他人からの批判や否定に対して異常なほど敏感に反応します。

自分が被害者であると誤った認識が、更なるモラハラ行為を繰り返す原因になることがあります。

人の悪口や愚痴ばかり

評価や比較、人の悪口や愚痴もモラハラおばさんの好物です。

彼女たちは他人の失敗や失敗を喜び、その話題を他の人に広め、コミュニケーションのすべてを否定的な内容で埋め尽くします。

モラハラおばさんが存在すると職場のモラルを下げるだけでなく、同僚間の信頼関係が悪くなり、職場全体の雰囲気を悪化させます。

実際にあった職場のモラハラ事例3選

ここからは、実際に会った職場のモラハラ事例を見ていきましょう。

厳選して3つ紹介しますね。

頻繁に手荷物検査をするモラハラおばさん

40代/女性のパート先で頻繁に手荷物検査をしてくるモラハラおばさんのエピソードです。

パート先の50代のおばさんが頻繁に手荷物検査をしてきた話です。

その人はその職場で在籍が一番長く、社員も口出しができない立場を利用して好き勝手にやっていました。

手荷物検査は私以外のパートもされていましたが、拒否しても止めることはなく、触らせないようにしても離籍している隙に勝手に開ける始末です。

そこで私がバッグに鍵をつけたところ、おばさんは激怒。

強引に開けようとして私のバッグを壊してしまったのでした。

そのおかげというのもおかしいですが、私はおばさんを訴えることができるようになったので会社を通じて弁償を請求。

破損という決定的な行動をしたことでおばさんは解雇となったのでした。

引用：クラウドワークス 40代/女性のモラハラ体験談

行き過ぎたモラハラによって最終的に自滅するはめになったようですね

あたりがきつい事務員のモラハラおばさん

20代/男性のアルバイト先で当たりがきつい事務員のモラハラおばさんのエピソードです。

アルバイトで事務作業の手伝いをしていた時、職場の50代の事務員のモラハラおばさんの話です。

私がバイトを始めたばかりのころ、バイトの指導係だったモラハラおばさんは特に自分に対して当たりが強く、細かなミスもあげつらったりしてくることが多かったです。

色々されましたが、特にひどかったのはロッカーに入れていた荷物を全部廊下に出されていたことです。

この事件と普段からスマホで録音していた音声が決定打になり、モラハラおばさんはバイト担当を外されました。

その後はバイトに任せていたような雑務や使いっぱしりといった仕事に回されたらしいです。

引用：クラウドワークス 20代/男性のモラハラ体験談

モラハラおばさんは相手や場所によって言動が変わるタイプも多いので、決定的な証拠を録音したりメモに記録することは、かなり有効です。

高圧的なモラハラおばさん

大手企業の営業部で働いていた、50代/男性の高圧的なモラハラおばさんのエピソードです。

私は以前、大手企業の営業部に勤めていました。

モラハラおばさんは、私の上司でもないのに、私の仕事に口を出してきました。

彼女は私の提案書や報告書を勝手に書き換えたり、私のクライアントに直接連絡を取ったりしました。

モラハラおばさんは、営業部の中堅社員で、部長と仲が良く、部内での影響力が強かったのです。

彼女は自分が一番優秀だと思っていて、他の社員に対しても高圧的でした。

最初は我慢していましたがだんだん耐えられなくなり、彼女に対して反論したり、無視したりしましたが、効果はありませんでした。

私は人事部や上司に相談しましたが、彼らも彼女を止めることができません。

モラハラおばさんは、私だけでなく、他の社員からも苦情が出されました。

会社は彼女に対して注意や処分を行いましたが、彼女は改善しようとせず、最終的には、部長が責任を取り異動になり、彼女はストレスで休職しました。

引用：クラウドワークス 50代/男性のモラハラ体験談

上記3つのエピソードに共通しているのが最終的に自滅していることです。

【チェックリスト】モラハラがある職場の判断基準とは？

職場で感じた違和感やストレスが本当にモラハラなのかどうか・・。

判断が難しい場合があると思います。

ここからはモラハラかどうかの判断基準について解説しますね。

職場でのモラハラについて、思い当たる節がある方もない方も、まずは1度、モラハラに該当する言動を、チェックリストで確認してみて下さい。

精神的な攻撃

などの人格否定や自尊心を傷つけるような精神的な行為は典型的なモラハラに該当します。

職場で行われているモラハラのなかでも比較的多いケースです。

孤立させる

どの行為によって、孤立させられたらモラハラです。

モラハラおばさんは邪魔者を排除するため、他の同僚にあなたを避けるよう働きかけることもあります。

プライベートに立ち入る

など、プライベートの介入があればモラハラに該当します。

職場のモラハラおばさんは他人の私生活に勝手に介入する傾向があります。

仕事とは関係ないプライベートな時間や空間に勝手に介入し、自分の意見を押し付けられることは大きなストレスですよね。

無茶ぶり

こういった悪意のある「無茶ぶり」も当然ながらモラハラになります。

指導の中で嫌がらせを受けることも多いので注意が必要です。

乱暴な振る舞いをする

乱暴な振る舞いで恐怖を与えるような行為もモラハラになります。

上記のような行為に心当たりがある方は、モラハラを受けている可能性があります。

「自分が悪い…。」「指導だから…。」と、自分の非ばかり考えるのはやめましょう。

明らかに加害者に問題があるから。

モラハラ行為に心当たりがある方は、「モラハラおばさんへの対処法」をチェックしてください。

自分に合った会社を効率的に探すために転職エージェントを活用して転職先を確保しておくことがおすすめです。

逃げ道があれば精神的にも安心できますからね。

モラハラおばさんに待ち受ける末路は？

モラハラは見ていても気持ちがいいものではありません。

モラハラおばさんと付き合うメリットがそもそもないのです。

誰もがモラハラおばさんとは最低限の会話しかしたくないですし。

周りの人から深入りされなくなったり、話しかけられることもなくなります。

モラハラおばさんと本音で話してくれる人は誰もいなくなって。

そして最後には孤独が待ち受けているのです。

あまりにもモラハラが酷すぎると当然処分を受けることになります。

役職を降ろされたり、他の部署への異動をさせられたり、何らかの処分があります。

プライベートでモラハラおばさんに会いたい人なんて存在しないので永遠の孤独が待っています。

モラハラおばさんは放っておけば、そのうち孤立して勝手に自滅していく。

モラハラおばさんへの対処法

ここからはモラハラおばさんへの対処法を4つお伝えしていきます。

上司や信頼できる先輩に相談する

職場に信頼できる上司や先輩がいるのであれば、まずは相談してみましょう。

自分だけで悩んで処理するのではなく、第三者に相談して客観的なアドバイスをもらうことも大切です。

モラハラ被害を記録する

モラハラされたという証拠を残すだけでも相談や交渉が優位に進めやすくなります。

簡単なメモであっても残しておくことです。

5W1Hで書いていけば証拠としての価値も高まります。

When	何年何月何日の何時頃に
Where	どこで
Who	誰が誰に
What	どのような言動があったのか
Why	なぜ被害に遭う状況になったのか
How	被害はメールで受けたのか、直接受けたのか

被害にあったときの自分の気持ちや健康状態もメモしておくとさらに効果的です。

など被害を詳しく明記することが重要。

もし可能であれば、実際に被害に遭っている様子を録音・動画で記録に残せるとさらに効果が上がります。

メールやビジネスチャットなどで嫌がらせを受けた場合は、削除せずに保存しておきましょう。

法的機関を利用する

自力で対応が難しい場合や、状況が悪化した場合は、迷わず専門機関に相談することを考えてみてください。

などインターネットで専門機関に気軽にお悩み相談ができます。

など実害がある場合は、迷わず相談しましょう。

いつでも転職できる準備をする

いつでも転職できる準備をする。

つまり、退路を確保しておくことは、交渉を優位に進める上で非常に重要です。

モラハラおばさんは、自分に非があっても認めることはないでしょう。

モラハラの証拠があっても、法的機関を利用しても、モラハラおばさんが認めない限り議論は進みません。

モラハラの被害を報告することで、モラハラが更にエスカレートする可能性もあります。

これ以上、モラハラに好き合う時間がもったいないのが正直なところ。

転職を視野に入れて行動してみましょう。

転職活動を通していつでも転職できる状態を作っておけば、何があっても安心です。

転職をする場合、同じ目に合わないために会社選びが超重要です

しかし、自分ひとりで優良企業を見極めるのはむずかしいため、転職のプロが相談にのってくれるエージェントを活用しましょう。

転職サイトとは違って、専任のアドバイザーが転職をサポートしてくれるのが大きなメリットです。

転職の専門家から客観的なアドバイスをもらえるだけでなく、あなたの希望に合った会社を厳選して紹介してくれます。

モラハラおばさんなんて放置して、この機会に転職エージェントへ相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

この記事では、職場のモラハラおばさんの特徴と対策を解説しました。

彼女たちの共通点として

が挙げられます。

自分がモラハラを受けているかの判断基準は次の5つ。

モラハラの被害を詳細に記録し、法的機関への相談も効果的です。

ただし、モラハラ被害を報告することで行為がエスカレートする場合もありますから、転職も視野に入れて行動してみましょう。

「転職エージェントに話くらいは聞いてみる」とかでもOKなので一歩でも「行動」してみてください。

何もせずにいるより、気持ちが楽になって未来に希望がもてるので。

それでは、この辺で。

最後まであがとうございました。