「なんで人手不足なのに雇わないんだ?」
「人手不足で困っている社員のことは何も考えていないのか?」
人手不足なのに雇わない会社へ疑問を感じている人に向けて
本記事では、
- 人手不足なのに雇わない理由
- 人手不足を放置する会社の末路
- 人手不足なのに辞めてもいい?
上記3つを解説します。
社員の負担が増えて困っているのに!
会社は悪くないと思っているのかな・・。
現在の日本は少子高齢化で労働者人口が減っているのは紛れもない事実ですが。
積極的に雇用しようと採用に力を入れてるのに人が来ないならまだしも、
- そもそも募集すらかけていない
- 募集はかけているけど人材獲得に力を入れてない
- 応募は来るけど入れようとしない
など人手不足とわかっていながら雇わない会社は論外です。
そんな人手不足を放置する会社が
- 人手不足なのに雇わない理由
- 人手不足を放置し続けた末路
を紹介していきます。
【結論】人手不足で雇わない会社が悪い
最初に大前提のお話をすると
人手不足は100%会社の責任です。
人手不足と分かっていながら雇わない会社がすべて悪い。
会社の方針から人材配置に至るまで、意思決定の義務を持つものは会社(社長)です。
人手不足の職場は、一番優秀な人の負担が大きく、しわ寄せがきている状況。
かといって、
人手不足を解決しようとしない会社で働き続けること自体がリスクです。
- 給与や待遇が上がる可能性は極めて低いし
- キャリアアップに必要な経験を積む余裕がなくなる
- 働けば働くほど「辞めづらくなる」
まさに負のスパイラル。
だけど、会社が全て悪いからといって、会社が変わるのを待っているのはダメ。
いつ変わるかわからないその時を待ち続けるよりも
あなた自身が環境を変える方が早いし楽です。
何から取り組むべきか悩んだら、まずは転職エージェントへの登録から始めてみてください。
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人手不足なのに雇わない4つの理由
本章では人材不足なのに雇わない理由を4つ紹介します。
利益至上主義
そもそもですが、会社の目的は「お金をたくさん稼ぐ」こと。
「人手不足なのに雇わない」というブラックな体質になっているのも
お金を稼ぐことを何よりも最優先させた結果です。
つまり、利益至上主義という悪魔に取り憑かれているわけです。
どれだけ売上があっても経費が増えると利益は減っていきます。
会社にとって
- 売上を増やすよりも
- 利益を減らす方
が簡単ですから。
雇用は経費がかかる
人手不足を放置する一番大きな理由が、
雇用は経費がかかるから。
年収400万円の社員を一人雇用する場合、
社会保険料の2割を会社が負担するので「480万円」の人件費がかかります。
採用時に転職サイトやエージェントを利用していると更に人件費が増えていきます。
投資と考えるか・・。
おそらく人件費を経費と捉えていて、目先の利益を何よりも優先しているから。
既存の社員に無理をさせてでも回していく。
- 人を育てず、昇格させないことで給与の増加を抑える
- 人を増やさず、少人数でまわすルールを徹底する
- 教育費は経費であり、かけないほうが利益が高くなる
上記のようなことが起きやすい職場になっているはずです。
既存社員に無理をさせてもいいから
人件費は経費という考えを持っているため
仕事量が増えても人を増やさず、今の人数でまわした方が利益が高くなる。
人手不足でもお構いなしの会社は
既存社員に無理をさせてもいいから人件費という経費をかけたくない
と考えているわけです。
多少仕事が増えても残業や休日出勤などを強いて、
仕事をさせれば新しく雇わなくても回していけると。
もちろん会社側も社員に無理な仕事量を押し付けている認識はあるはずですが、
最終的に儲かればどうでもいいですからね。
現状維持で良いと考えている
結局のところ
- リスクを取って今より稼ごうと思わない
- 今の利益が続けばそれでいい
といった現状維持で良いと考えているから
人件費=経費の思考になっているわけです。
「もっと投資をしてもっと売上を増やして社員の給与も上げるんだ」
という考えは全くありません。
社員に無理をさせてもいいから今の利益は確保したいというのが本音。
とにかく自己保身に走っているだけです。
あとは後退しか待っていません
人手不足なのに雇わない会社の末路
本章では、自己保身に走って人材不足を放置してでも利益の確保に必死の会社に待っている末路を紹介します。
労働生産人口は確実に減る
日本の労働人口は確実に減っていきます。
人手不足はどの企業にとっても避けられない問題。
このまま人手不足を放置し続けていると本当に人手が必要な時に全く雇用できない事体におちいる可能大です。
人手不足を放置し続けると
- 優秀な人材が離れていく
- 生産性が落ちる
- 売上が減る
- 人手不足で倒産も
負のスパイラルで最悪倒産する可能性もゼロではない。
優秀な人材が離れていく
「【なぜできる人ほど辞めていくのか?】優秀な人ほど転職する5つ真実」でも解説していますが、
優秀な人材ほど会社の将来性をより客観的に評価しています。
当然、人手不足を放置するような会社の未来が明るいわけではなく
ステップアップのための転職は一般的となってきた今
- より働きやすい環境
- より高待遇な会社を求めて
転職していくのが普通です。
優秀な人材が辞めだしたら、会社はピンチです。
大きな穴を埋めることは難しく、退職者が連鎖的に増え、社員の負担はさらに増えていきます。
人材が財産だと理解していない会社における負の連鎖はどんどん加速していきます。
「1年で10人も辞める異常な会社に共通する原因とは?」でも解説していますが、多くの人材が抜けていく会社はかなり異常です。
生産性が落ちる
人手不足と比例して仕事量も減っていけばいいけどそうはいきません。
現状維持を望むが売上を減らすことは避けたい。
それが会社の本音です。
人手が減っていく中で生産性を落とさないために
どれだけ効率的に仕事をするかが問われているわけですが、やはり限界があります。
- いくら最新テクノロジーを活用しても
- いくら個人のスキルアップをしても
今まで2人、3人必要だった仕事がすべて1人で出来ることはないので。
人材に投資しないことで生産性は確実に落ちていきます。
売上が減る
生産性が低下すると
- 長時間働いても利益が得られない
- 従業員の疲労やストレスが増加する
- 企業の売上が確実に減る
という流れで退化していきます。
生産性が低下して売上が減っていくとさらなる地獄が待ち受けます。
- サービス残業当たり前
- ボーナスは激減
- 徹底的な経費削減
愚痴を言いながらもどれだけ必死に働こうがもはや会社に残った方が罰ゲームです。
最悪、人手不足で倒産も
- ずっと人材不足を放置
- 優秀な人材が離れていく
- 退職者が増えて
- 生産性が低下して
- 売上が減る
ここまでいくと最悪、人手不足で倒産の未来も見えてきます。
人手不足を放置し続け、社員の不満がつのり大量の離職者が出た場合
今までのように営業活動を続けることが難しくなり、顧客離れが起きて収益が低下し、やむを得ず事業をたたむケースもあるのです。
本気で取り組むべき人材不足問題を見てみぬふりをして放置するような会社で働き続けることはかなりのリスクです。
会社が全て悪いからといって、会社が変わるのを待っているのはダメ。
会社が変わるのを待つよりもあなた自身の環境を変えていきましょう。
人手不足なのに辞めてもいい?
同僚に迷惑がかかるし、上司に無責任だと言われたら嫌だな。
こんなこと思ったら、絶対ダメ。
もしかして退職を申し出ると「無責任だ!」とか「責任感が無いんじゃないか?」などと言われるかもしれませんが、全く気にする必要はありません。
なぜなら以下の理由があるから。
- むしろ会社側が無責任である
- ただの引き止め文句である
辞める人間に対し、無責任だなんだというのが間違いで
そもそも人手不足になっているのは会社側の責任。会社がすべて悪いです。
結局、辞めようとする人間に対し「無責任だ」と非難して、退職を引き止めようとしているに過ぎません。
「人手不足なのに辞めるなんて社会人失格だ」と
あなたの人格を否定して、責任感に訴え、退職を撤回させようとしているだけ。
気にせず辞めましょう!
所詮自分と会社とは雇用契約で繋がっているだけであって
個人商店の社長であるあなたが会社との取引を辞めるだけのこと。
辞めた後の事をあなたがわざわざ考える必要はありません。
人手不足の中で辞めて、ますます職場が厳しい状況になったとしても
あくまで「他人」である会社側の問題です。
残念ながら「つらい環境は、いつまでもつらいまま」
とりあえず行動しなければ何も変わることはないですから。
「転職エージェントに話くらいは聞いてみる」ぐらいでもOKです。
何もせずにいるより、気持ちが楽になって未来に希望がもてるので。
まずは一歩踏みだしても見ましょう!
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まとめ
記事のポイントをまとめました。
- 結論、人手不足は100%会社の責任
- 人手不足でも雇わないのは利益至上主義の呪いに取り憑かれているから
- 人件費=経費の考えが根本的な原因
- 人手不足を放置していると、人手不足倒産もあり得る
- 人手不足でも気にせず転職しよう!
こんな感じですね。
最後にお伝えしたいのは、「とりあえず行動しよう」ということ。
周りが変わることを待っていても何も変わりませんし、むしろ状況はどんどん悪くなる一方です。
でも、優秀な人がどんどん辞めていくのを見て焦りを感じて・・
転職エージェントを上手く活用して転職先を見つけてから辞めるようにしましょう!
とにかく行動しないと何も変わりませんから
「転職エージェントに話を聞いてみる」ぐらいの感覚で一歩ずつ進んでみてください。
それでは、この辺で。
最後まであがとうございました。
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