本記事は、出張の多い仕事に興味がある方に向けて
年間100日以上出張に行く筆者が「出張の多い6つの職種」「出張のメリット・デメリット」について解説します。
出張って楽そうに見えて意外と大変なこともあるのでぜひ参考にしてくださいね!
「1日中事務所にいるのが耐えられない人」
「内勤より外勤の方が自由を感じてのびのび働ける人」
こんな人にとって出張が多い仕事は魅力的ですよね。
「出張って移動がメインで楽そうなイメージ」があるかもしれませんが、実は出張が多すぎるとキツく感じるときもあるのです。
そこで本記事は、年間100日以上出張に行く筆者が「出張の多い職種」「出張のメリット・デメリット」をお伝えします。
本記事は、
- 出張が多い職種や業界が知りたい
- 求人の探し方が知りたい
- 出張のメリット・デメリットが知りたい
- 出張が多い仕事に転職したい
こんな人に向けて書いているので参考になればうれしいです。
重要なお知らせ!
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出張が多いおすすめの職種
「出張が多い仕事を探している」
「出張が多い仕事に転職したい」
このように感じる人に向けて、出張が多いおすすめの職種をご紹介します。
出張が多い仕事ってわりと多いですが、中でも以下の職種がおすすめです。
一つ一つくわしく解説していきます。
営業職
営業職は出張が多い職種の代表格。
ただし、すべての営業職が出張が多いわけではありません。
以下の条件に合う営業職を選びましょう。
- 本社のほかに支店や営業所が少ない場合の営業職(地域密着型は除く)
- 商社マン全般
- 全国の市町村から仕事を受注する職種
全国に支店がある企業は、各拠点に営業がいるので他支店から営業に行くことはないので出張もほとんどありません。
逆に本社のほかに地方に支店が少ない場合は、営業エリアが広くなるので必然的に出張が増えるというわけです。
商社マンには国内各地、あるいは海外にもクライアントがいるため、出張するのはもはや当然のことのようなもの。
全国の市町村から仕事を受注する職種も出張が多くなります。取引先が市町村の場合、対象エリアが日本全国です。
営業職=出張が多い ではないので求人を見るときは上記3つのどれかに当てはまるかが大事です。
電機メーカーの技術職
電機メーカーの技術職も出張が多い職種です。
主に以下の理由で出張が多くなります。
- 全国各地で行う自社製品の定期検査
- 自社製品を建設現場におさめるための設置工事
技術職は、出張先での滞在時間が多く1週間以上滞在することも珍しくありません。
定期検査は毎年数回行うため、そのたびに出張が増え。出張先も偏りがちな傾向があります。
自社製品を建設現場におさめる技術職は、工事期間が長ければ1ヵ月以上出張することもあり、1年の半分以上出張でほとんど自宅にいません。
電機メーカーの技術職は意外にも出張が多い仕事です。
コンサル業
企業や個人のビジネスコンサル業は、出張が多い仕事となります。
テレワークが増えてきた今はほとんどインターネットを通りしてできるのでは?と思うかもしれません。
しかし、コンサル業で大事なのはお客様先に出向きその場所を知るということ。
顧客と顔と顔を突き合わせて直接話を聞いたり、したりするコミュニケーションが大事なのです。
なので、全国に顧客をかかえているコンサル業は月のうち3分の2くらい出張があることも。
全国各地様々な土地に行くのがコンサル業の仕事です。
システムエンジニア
SE(システムエンジニア)は、出張が多い仕事といわれています。
システムエンジニアのようなIT業界はすべてインターネットで仕事を完結しているイメージですが、どこのIT会社でも出張が多いです。
例えば、システムやアプリケーションを開発したとします。
その後、システムが正常に動作するかテストを行い、社内で動作確認をするはずです。
そして不具合(バグ)がなければ実際にシステムを導入する会社(ユーザー)に行き、再度テストを行う。
最後のユーザーへ導入に行く時に出張が必要になるのです。
もちろん導入が完了するまで戻れないので、長くて1週間滞在することもあります。
IT業界は、今も人手不足に悩まされています。
プログラミング未経験でも「TechAcademy」というプログラミングスクールでプログラミングスキルを習得できます。
今後ますます需要が伸びてくる成長産業なので、未経験でもおすすめの職種です。
建設会社
建設会社の場合は全国区の大手に限り、出張が多いです。
逆に地域密着の小さな建設会社は、地元の都道府県を超えることはありません。
基本的に完成までに2年かかる建設現場に派遣されると2年間はその土地で暮らさないといけません。
1度の滞在期間が年単位と長いので出張よりも転勤に近くなります。
建設現場の種類によっても派遣先が変わってきます。
都心の建築工事に派遣されれば、街中で生活できます。
しかし、山深くのトンネルや橋など土木工事に派遣されれば人の気配がない場所で数年暮らさなければなりません。
建設会社は人によってかなりきつく感じる仕事です。
経理
全国に拠点があるような会社の経理は出張が増える傾向があります。
その理由が「経理監査」です。
全国に拠店がある会社は、年に数回ほど支社や支店の会計が正しく行われているか、経理担当者がチェックをしに行くことがあります。
また、海外に拠点がある場合も、海外の関連会社の経理処理の確認や、会計士の監査に立会うことがあります。
このように経理の仕事でも会社の規模によって出張が多くなります。
出張のメリット・デメリット
ここでは、出張の多い仕事に転職したい方に向けて「出張のメリット・デメリット」をご紹介します。
出張の経験が少ない人にとって出張=楽なイメージを持っている方もいるはず。
しかし、1年の半分以上出張している経験から出張=楽は間違いで、普通に職場で働くよりも大変な面も存在します。
いきなり転職して想像とのギャップに悩むよりも、まずはメリット・デメリットを知った上で選びましょう。
出張が多い仕事のメリット
出張が多い仕事のメリットは以下の4つです。
- 刺激があるので仕事に飽きにくい
- 上司の監視から解放される
- さまざまな地域に行ける
- 出張手当がもらえる
刺激があるので仕事に飽きにくい
毎日同じ時間に電車に乗り同じ職場に通う。
このような日々にマンネリを感じてしまうこともありますよね。
しかし、出張が多いと日々さまざまな土地に行くことで、違った刺激を感じれて仕事に飽きにくいのがメリットです。
特に「オフィスで毎日8時間以上パソコンの前に座るのは苦痛だ」って人は出張の多い仕事の方が向いていますね。
上司の監視から解放される
オフィスで仕事を進めていく中で上司のお伺いを立てなければいけない場面が多々あり、その都度ストレスを感じてしまいます。
また、常に上司から監視されていれば仕事のやり難さも感じますよね。
その点、一人で出張を任せてもらえるようになれば、自分の裁量で仕事ができるようになり伸び伸びと働くことができます。
1人で動くのが好きな人ほど出張の解放感を感じますよ。
パワハラ上司の監視から解放されるだけでも出張のメリットを感じますね。
さまざまな地域に行ける
出張は都会だけでなく地方の田舎にも行くので、一人旅行が好きな人ほど向いています。
出張ではさまざまな場所に行けるので、見たこともない景色や知らない町、その土地の名産品など見たり感じたりできます。
一人旅が好きだ。さまざまな場所に行ける。
とプラスに感じられる人ほど出張が多い仕事は続きやすいです。
出張手当がもらえる
出張のもう一つの魅力は金銭面です。
出張業務が多い会社は、出張手当をもうけていることが多く、1日数千円ほど手当がもらえます。
1日2000円であれば20日出張にいけば4万円とばかになりません。
つまり出張に行けば行くほど手当がもらえるのです。
出張が嫌でも手当がもらえるから続けているという人もいるわけなので、金銭的なメリットは大きいですね。
出張が多い仕事のデメリット
出張が多い仕事のデメリットは以下の4つです。
- 移動時間は拘束され賃金は発生しない
- 車移動はきつい
- 家族や友人、恋人と会えない
- 荷物を準備するのがめんどくさい
くわしくご紹介します。
移動時間は拘束され賃金は発生しない
今問題となっていることですが、
出張を伴う業務だと、移動時間が拘束されていても労働時間とみなされないので賃金が発生しないのです。
たとえば、朝一の飛行機や始発の新幹線に乗らなければいけない場合、日曜日に移動して月曜日の朝から出張先で仕事をする場合など。
こういった移動時間はすべて賃金が発生しません。
出張が多い仕事は、日曜日が移動でつぶれることも多々あります。
業務時間中の移動は労働とみなされまずが、業務時間外の移動は賃金が発生しないのがデメリットと言えますね。
車移動はきつい
出張でも車移動はかなりきついです。
出張なので片道の移動距離100㎞は普通に超えてきます。
片道2時間、3時間を毎週運転するのは肉体的なキツさがともないます。
プライベートで遊びに行くときの車移動はワクワク感があって疲れを感じないかもしれません。
しかし、何時間も運転したあと仕事をするのはなかなかしんどいものです。
逆に運転好きな人が向いていると言えます。
家族や友人、恋人と会えない
たまに行く出張は新鮮に感じます。
しかし、毎週出張に行くような仕事の場合、当然ながら家族や恋人、友人となかなか会えません。
特に子供がいる場合、会えない寂しさと一緒に入れない申し訳なさで、出張が辛く感じます。
家族からも不満を言われることもあって、家族との時間が取れない理由で出張の少ない仕事に転職する人も存在します。
出張の多い仕事の1番のデメリットは、家族や恋人、友人との時間が取れないことです。
荷物を準備するのがめんどくさい
出張のたびに行う身支度はかなりめんどくさいです。
旅行に行くときの身支度を毎週行うイメージです。
考えるだけでめんどくさくかんじますよね。
上級レベルの出張族の中には、キャリーバックから取り出して、キャリーバックに片付けるというキャリー生活を送っている人も存在します。
帰ってきたらまたすぐに出張に行くので、片付ける時間がもったいないからです。
このように荷物をまとめるのがめんどくさいのも出張が多い仕事ならではでしょう。
出張が多い仕事はこんな人が向いている
出張が多い仕事のメリット・デメリットを解説しました。
上記をふまえて出張が多い仕事はこんな人に向いています。
- 毎日同じオフィスで仕事をするのが苦痛に感じる
- 一人旅が好き
- 少々家族と会えなくても気にしない
- 自分の裁量で仕事がしたい
このような人にとって出張が多い仕事はまさに適職と言えます。
1日の内、3分の1は仕事の時間なので、自分に向いている仕事に転職することは自己実現に不可欠な要素です。
出張が多い仕事は転職エージェントで探すべし
出張が多い仕事を探すには転職エージェントを活用するのが手っ取り早いです。
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リクルート AGNETの詳しい評判に関しては「リクルートエージェントの評判はアリ?ナシ?すべての転職者が登録すべき理由とは?」の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください!
まとめ
以上、出張が多い職種、出張のメリット・デメリットについて解説しました。
出張がほとんどない仕事に就いている人からすると、出張って移動がメインで楽そうなイメージがあると思います。
でも、肉体的にも精神的にも結構キツく出張が多すぎるのが原因で退職する人も存在します。
出張が多い少ないは、業種・職種で見分けられます。
結局は自分に合うか合わないかなので、まずはどちらが向いているかを考えましょう。