本記事では、社会人5年目に突入して今後のキャリアに漠然と不安を抱えている方に向けて
- 社会人5年目で「優秀」と言われる人の特徴
- 社会人5年目のよくある悩みと対処法
- 社会人5年目でキャリアプランを見直すべき理由
上記3つを解説しつつ、社会人5年目で転職活動するメリット・転職で失敗しない3つのポイントについても紹介します。
- 社会人としての経験がある程度積まれて業務にもなれてきて、
- 会社から求められることも高くなるに加え・・
- 20代後半に差し掛かり将来や今後のキャリアに漠然とした不安を抱えている。
社会人5年目は将来を考える余裕が生まれてきたがためにさまざまな悩みや不安を抱える時期だと思います。
20代後半に差し掛かる社会人5年目は、20代のラストスパートです。
早い人は結婚などのライフイベントも発生していたり、人生について思い悩む貴重な時期でもあります。
そんな社会人5年目に何を考え、何をするべきか・・。
僕の過去の経験や社会人5年目の後輩と接して感じたことを基に解説します。
社会人5年目で「優秀」と言われる人の特徴
社会人5年目の20代で早くも周りから「優秀」と言われて頭角をあらわす人が周りにいますよね。
ここでは、27歳前後で「優秀」と言われる人に共通している特徴をご紹介します。
主体的に行動している
そもそも「主体性」とは、
何をすれば良いかを自ら考え自ら行動すること
主体的な行動ができている人には
- 上司や周りの指示がなくとも、自ら考え自ら行動している
- 好奇心が旺盛で何事にも積極的である
- 失敗して落ち込んでも、落ち込みっぱなしではなく次の機会へ活かすことができる
といった特徴が見られ、当然、周りからの信頼も厚くなるわけです。
反対に主体性がない人は、
- 物事に対して受動的で積極性がない
- 仕事の成果や結果に対する責任感が弱い
- ネガティブ思考
- 現状維持の思考が強く、変化を避ける(成長意欲がない)
という特徴があって、
「指示待ち」や「受動的」、「思考停止」といった行動につながり
周りから仕事ができないレッテルを貼られるのは避けられない。
社会人5年目あたりから「主体的に行動できているか」が今後大きな差となって現れてくる部分であると言えます。
レスポンスが早い
“レスポンスが早い“ことも優秀と言われる特徴の一つです。
レスポンスが早い人は相手を安心させるだけではなく、自身の信頼性の向上にもつながります。
相手に何かを伝える時、その結果や決断をできるだけ早く望むものです。
それは、完璧な回答でなくても、自分の質問や意思が伝わったのか否かの応答を求めます。
万が一、すぐに結論が出ない場合でも、「回答には時間がかかる」ことや「いつまでに返事がもらえるのか」を知りたいものです。
完璧な答えでなくても、何かしらのレスポンスを返す人には安心感があり、しっかりとコミュニケーションが取れているという信頼を置けるのです。
レスポンスが早い人ほど
- 業務全体を把握している
- 物事の優先順位がはっきりしている
- 作業手順の整理ができている
といったことができており、先ほどの「主体性」にもつながります。
社会人5年目はまだまだ若手で、上司に報告することも多いです。
日々の経過報告を伝えるだけでも上司から信頼を得ることができますよ。
はまっている
会社や部署、上司や周囲の社員との関係、仕事との相性がすごく良くて
仕事にはまっていると周りからは優秀に見えます。
はまっている理由は、性格や気質、能力、適性などがマッチしているから。
仕事にはまっている人は、同世代の社員よりも素早く、正確に、しかも大量に処理します。
時にベテランである40~50代と変わらない場合もあるほどに。
- 当然、上司から高く評価されていくし
- それにともない、周囲の社員も一目を置く
- ほかの部署の管理職も認めるようになる
社内ではいちやく「若くして優秀な人」と見られるようになっていきます。
でも、あくまで「ごく限られた仕事」でのこと。
ほかの仕事をしても、その高いレベルで処理できるとは言えないわけです。
つまり、自身の適正を見極めて、はまる仕事を選択することも重要です!
社会人5年目のよくある悩みと対処法
20代半ばから後半になり、社会人を5年経験すると以前は感じなかった悩みを持つようになるものです。
ここから社会人5年目のよくある悩みと対処法について見ていきましょう。
仕事ができない
- 会社から求められることに応えられない
- 任されている仕事を上手くこなせない
- 周りとの差を感じる
「入社して5年も経つから、できて当たり前だろう」という捉え方をされるため、「仕事ができない人」の苦しみは計り知れません。
おそらく原因として
- 能力以上の仕事を任されている
- 自分には向いていない仕事だった
上記2つのどちらかでしょう。
能力以上の仕事を任されている場合は、このまま業務を続けて経験とスキルを積み上げていけばいずれ解消される問題です。
しかし、自分には向いていない仕事だった場合、無理して頑張るほど自身を苦しめる結果になってしまいます。
このまま向いていない仕事を続けて、可能性を秘めている貴重な20代を潰してしまうのは勿体無いという感覚も持っておくべきです。
対処法
頑張っても辛いなら向いていない仕事に見切りをつけて環境を変えること!
仕事が楽しいと思えない
- 給与面では満足しているのに
- 仕事を楽しいと思えない
- 根本的に仕事の内容に興味が持てない
このような状況で今の仕事を続けるべきなのか?転職を考えるべきなのか?
転職経験がない人ほど同じ失敗を繰り返さないか不安で、一歩を踏み出すことが難しいと思います。
- やりたい事をして、収入がいい
- やりたくない事をしてるけど、収入がいい
- やりたい事をしてるけど、収入は低い
- やりたくない事をして、収入も低い
「稼ぐのが最優先」か「やりがいが最優先」かで進む方向が変わってきます。
「やりたい事をして、収入がいい」を実現したいならもっと努力が必要になるし。
収入よりもやりがいを優先したいなら本当にやりたい仕事・働きたい業界に転職することで実現できます。
対処法
稼ぎたいのか、やりがいを求めているのか。仕事をする「目的」を考えること!
優秀な同期がいる
仕事ができる・できないの判断は、どうしても同僚との相対評価で比べてしまいがちです。
- 新卒から横一線でスタートしたのに5年目になると明らかに自分より優秀な同期がいる。
- 中には本社で重要な案件を任されて、社内でちょっとした有名人になっている人もいる。
特に地方配属になった人ほど、同期の良い噂ばかり耳に入り、本社の動きが気になります。
「このまま地方で小さな案件ばかりこなしていてもいいのか。」と不安に襲われてしまう。
そもそも、社内評価と市場価値はイコールではありません。
どれだけ社内で優秀だと評価されても市場に出て同じように評価されるとは限らない。
一方で「社内評価」だけに重きをおいて働いてしまうと、市場から評価される「本質的な成果」を見失ってしまうこともあります。
今の会社で定年までずっと働きたいなら社内評価を上げる努力をするべきですが…。
「チャンスがあれば転職して年収を上げたい」「キャリアアップしたい」意思があるなら市場価値も意識するべきです。
対処法
社内評価にとらわれず「市場価値」を上げていくこと!
やりたいことがわからない
20代前半、新卒で入社し何もわからないまま、とにかく新しい環境に慣れるために必死だった。
そんな時期が終わり、短い夏休みや冬休みにも慣れて一通り仕事をこなせるようになってきた社会人5年目の今になって。
- 何のために頑張っているんだろう
- 自分がやりたいことがわからない
まさに人生の分岐点といえる時期が来ています。
おすすめの対処法は次の2つ。
対処法
- いろんな本を読んで知見を深める
- キャリア相談で第三者の意見を聞く
ポジウィルキャリアとは
- キャリア相談に特化したパーソナル・トレーニングサービス
- 意思決定をサポートすることが目的のサービス
- 利用者第一の親身なサポートを受けられる
- アドバイザー(トレーナー)の質が高い
- チャットを使って気軽に相談できる
- 年収アップの可能性や転職成功の確率を高めることができる
だだ、ポジウィルキャリアのサービスは有料であり、一番安価なプランでも税込み38万5,000円からと高額な点がネックです。
その際にサポート内容についても説明してくれるため、しっかり納得した上でプランを申し込んでくださいね。
無料カウンセリングで、まずは悩みの言語化から始めてみましょう。
収入に満足できない
- 今の働きぶりでこの給与は納得いかない
- 現状に満足できない。もっと収入を上げたい
社会人5年目になると学生時代の同級生の中でも入社した会社によって年齢差が出てくることです。
同級生と比べて自分の年収が明らかに低いと
「どこか悔しくて」もっと収入を上げたい!そんな気持ちが湧いてきますよね。
- 今の会社で出世する
- 転職して年収を上げる
- 副業で稼ぐ
上記3つで一番実現性があるのは転職して年収を上げること。
周りと比較して給与が少ない今の会社で出世して年収が上がる期待値よりも
年収が高い業界・職種へ転職する方が確実です。
対処法
転職活動を始めること!
将来に漠然とした不安がある
20代の前半があっという間に過ぎていき、気がつくと30歳に近づいている。
そんな現実を目の前にして将来に漠然とした不安を感じて悶々とする時期です。
まずは、漠然とした不安の正体を知ることが、不安解消への第一歩です。
- 長期化する職業人人生
- 何が起こるか予測不可能
- キャリアは自己責任
- 老後の心配
- ライフイベントとの両立
このような状況下で、キャリアやお金など将来に対して不安に感じるのは当然のことだと思います。
しかし、自身のキャリアや存在に関わる悩みを抱え続けていても現実は何も変わりません。
外部環境の変化の流れを一個人で変えることは難しいので、不安を解消するために重要なのは次の3つです。
- できることに集中し、行動する
- 自己投資し「稼ぐ力」を磨く
- キャリアの選択肢を広げるための行動をとる
社会人5年目でキャリアプランを見直すべき理由
そもそも社会人経験ゼロからいきなり天職を見つけるなんてかなり無理があります。
自分がどんな仕事に向いているのかすらほとんどわからない状態だったはずです。
しかし、入社して5年も経てば、ほぼ仕事の向き・不向きは理解できるのではないでしょうか。
そこで結果が出ないなら、ある程度は方向転換を考えてもよい時期といえます。
- このまま今の会社で今の仕事を続けるべきか
- 違う会社で同じ仕事をするのか
- 違う会社で違う仕事をするのか
なぜなら、仕事で活躍できるかは、環境によっても異なるから。
「合わないな」と思う仕事をずるずると続けるのもしんどいですからね。
- 「バリバリ頑張る雰囲気」が向いているか
- 「ゆったりでも許される雰囲気」が向いているか
というポイントも重要です。
どちらが正しいわけではなく、個人の性格によって「価値観」が異なります。
真っ白の状態から働いていくにつれて、徐々に自分の「価値観」ができていきます。
自分の価値観とと照らし合わせてみるフェーズが社会人5年目というわけです。
社会人5年目で転職活動するメリット
「転職する・しない」は別として、社会人5年目は年齢的に転職市場でかなり有利です。
転職活動するだけでもメリットがあるのでご紹介します。
20代後半は若くて市場価値がある
20代後半(25~29歳)は、年齢的には転職市場で最も価値があると言っても良いぐらい有利です。
下記グラフでも明らかですが、世間的にも転職に成功した人の年代で最も多かったのは20代後半(25~29歳)。
30代になると、転職成功者が大きく減っているので20代後半はかなり転職しやすい時期といえるでしょう。
他業種・多職種へのチャレンジできる
年収の差は、「学歴・資格の数・スキル」ではなく、「職種」と「業界」によって決まります。
カレー屋の大将の年収はだいたい同じになるし、うどん屋の大将の年収もだいたい同じ。開業医も、弁護士も、都銀の銀行員も市場構造を同じくする同業者はだいたい似た年収に集約されていきます。
年収が高い職種・業界に属さないと、頑張って資格をとってスキルを上げても年収の上限値が低いのです。
今、働いている職種や業界の年収がそれほど高くなくて、もっと収入を上げたいなら、年収が高い職種や業界に属さないといけないわけです!
その時、異職種・異業界への転職が必要になってきますが、
「異業界への転職は30歳まで」という言葉は転職業界でよく言われます。
これは新しい業界に1から飛び込み、適応するには一定の時間がかかるためなのです。
業界・職種を変えて年収の上限値を上げたいなら、今から転職活動を始めることをおすすめします。
転職で失敗しない3つのポイント
ここでは社会人5年目の転職で失敗しないための3つのポイントを紹介します。
「転職の目的」を決める
どの職種・業界を責めるか 将来的に欲しい年収によって変わる
とりあえず、転職の第一歩は、「自分は一体何のために転職をしたいのか?」を言語化することです。
まずは、「転職を決断する上での自分にとっての最優先事項」を自分なりに言語化して、明確に定義することから始めましょう。
例えば
- 今の仕事はあまりにも激務で辛いから、次の仕事では、定時退社して趣味の時間を確保できるようにしたい
- 自分には営業職は向いていないから、転職して事務職などのバックオフィスの職種に就きたい
- 今の給料が安すぎるからキャリアアップして給料をもっと増やしたい
などです。
「立派な理由」である必要はないので自分なりに転職の軸を決めましょう。
転職エージェントを活用する
転職で失敗しないためには、転職エージェントの利用は必須です。
転職エージェントを「上手く活用」できれば転職の成功率が上がります。
理由は次の5つです。
- 得られる情報の質・量が違う
- 未公開求人を紹介してくれる
- 転職サイトの求人にはブラック企業が混ざりやすい
- 一人で探すと優良企業か判断するのがむずかしい
- 入社前と後でのミスマッチを防げる
個人で集められる情報は、それほど多くありません。
特に会社の内部を調べるのはむずかしく、「聞いていた話と違った」といったミスマッチも起きがちです。
理想は知り合いの紹介(リファラル採用)で転職することですが、現実的になかなか難しいです。
そのため、後悔しない転職をしたいなら、転職エージェントに相談してみましょう。
転職エージェントとは
- 完全無料の転職支援サービス
- 転職のプロが相談にのってくれる
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リクナビNEXTの調査によれば、転職に成功した人は平均4.2社の転職エージェントを利用しています。
より多くの選択肢を持つためにも、複数の転職エージェントを使うのがおすすめです。
まずは、大手の転職エージェントである下記3つを登録してみましょう。
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情報収集をすべてエージェント任せにしない
転職で失敗している人に多いのが情報収集をすべてエージェント任せにすることです。
たしかに転職エージェントは企業の内部に詳しいです。
しかし、企業といってもエージェントは、経営者クラスや人事部といった一部の人たちと関わるため一社員の声までは聞くことができません。
一社員のネガティブな意見を情報はエージェント経由ではなかなか得られないので
必ず転職口コミサイトで情報を確認するようにしましょう。
応募する企業はOpenWorkや転職会議を使って情報収集することをおすすめします。
社会人5年目の未来は可能性しかない|まとめ
本記事のポイントをまとめました。
- 社会人5年目で優秀な人は、主体性のある行動ができ、レスポンスが早い人
- 仕事との相性がすごく良くて上手くはまっていると優秀に見える
- 社会人5年目は将来のキャリアに不安を抱える時期
- 社会人5年目での転職活動はメリットしかない
- 転職エージェントを上手く活用するべし
こんな感じです。
社会人5年目はまだまだ成長期で大きな可能性を秘めています。
将来のキャリアを真面目に考えている人ほど悶々と悩んでしまうもの。
自分の人生をもっと良くしたいと思っているからこその悩みです。
5年目特有の悩みをエネルギーに壁を乗り越えることでビジネスマンとして大きく成長できます。
社内で解決しないことは、転職で環境を変えることで解決を検討してみてくださいね。
最後におすすめ転職エージェントをもう一度ご紹介して、今回は終わりたいと思います。
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