仕事ができない人に優しくできない！関わりたくない？出来の悪い同僚との接し方

「同僚の仕事が遅くて、イライラして冷たく接してしまう…。」

「優しくしたいけど、扱い方がわからない…。」

こういった悩みは、仕事に対して誠実で、情熱を持っている人ほど感じることかと思います。

結論を言うと、無視して関わらなくていいから、イライラする時間を自分のキャリアを考える時間に変えること。

でも、仕事ができない人と自分の待遇が変わらない、むしろ仕事ができない人を上司がかばっていると

「こんな職場で頑張っても無駄だ！」と、モチベーションを失ってしまうこともあるでしょう。

本記事では、仕事できない人にイライラしてしまう理由と関わり方についてまとめています。

ぜひ最後までご覧ください。

仕事ができない人に優しくできない理由

ここからは、仕事ができない人に優しくできない理由を見ていきます。

できない人を上司がかばう

なぜ「仕事のできない人をかばうのか？」全く理解できないし、不信感を抱いてしまいますよね。

上司がかばる心理として次の5つが考えられます。

正直、どれも納得できない理由ばかり…。

仕事ができない人の立場を考えるぐらいなら

できない人にイライラさせられて被害を受けているこっちの立場も考えてくれよ！

と思ってしまいますよね。

できない人のフォローが疲れる

視野が広くて気配りができるほど能力が高いからできること。

でも、頑張った結果が処遇とか給料に反映されるなら良いけど、ただの便利屋にされてるなら優しくできないのも仕方がないです。

上司が気づかなかったのは上司の責任と割り切って、自分の仕事に集中しましょう。

できない人の仕事が回ってくる

こっちはちゃんとノルマをこなしているのにと、不満が溜まる一方ですよね。

そのくせ年功序列で給料が上だったら、不公平で優しくできないのも当然です。

能力の高い人には難しい仕事が集まりがちです。

上司に相談してみましょう。

ある意味、仕事ができない人がいてくれるから、あなたは仕事が良くできると評価されているのです。

仕事ができない人に優しくできない！どうすればいい？

職場には、さまざまな考え方や能力を持った人たちが集まっています。

当然、今の職場の中では「できる自分」と「できない人」との間で、摩擦やイライラを感じることは誰しもが経験することです。

まずは、仕事ができない人に優しくできないあなたに次の4つ考え方をお伝えします。

成長するのは本人次第

まずは、「成長させてやらなければならない」という考え方を捨てましょう。

その考え方には、仕事ができない人をできるように変えたいという思いが根底に隠れているのではないでしょうか？

他人の行動や性格を変えるのは、非常に難しいことです。本人が「問題意識」を持たない限り、不可能なことでしょう。

どんなにためになる話しを聞いても、どんなに感動するは話しを聞いても、本人が自分の意思で現状を変えようとしない限り何も変わりません。

成長するかどうかは、あくまでも本人次第。

ときには一歩引くことも大切です。

相手に期待してはいけない

人は、つい見返りを求めてしまいがちです。

自分が支払った対価に対して、求めていたような反応や結果がないと相手を責めてしまうのです。

自分だけ損をしたくないから、こっちが与えるだけなんて不公平だと、期待に応えていない相手が劣っていると…。

大前提として、どれだけ時間と労力を使ったとしても、相手があなたの期待に応える義務はありません。

見返りを求めているうちは、誰かに振り回され続けるでしょう。

仕事ができないのと存在価値は別の話

仕事ができる自分に価値を感じている人ほど、仕事ができない人に優しくできない。

たしかに会社の中では、仕事ができる人の方が必要とされるでしょう。

しかし、この他者に必要とされるから価値があるという考え方は、他人基準で自己を評価してしまっています。

判断基準の軸が自分にはなく、他者評価にあるのです。

他者評価には勝手な期待が入っているので、正確でも、公平でも、適切でもありません。

仕事ができる、会社で必要とされることに価値がある。逆に仕事ができない人には価値がないから優しくできない。

仕事できない人に関わりたくない時は？

関わりを持ちたくないと思うほど嫌になってしまうと、どう接すればいいのか難しいですよね。

ここでは、仕事ができない人に関わりたくない時、どうすればいいのか解説していきます。

無理に仲良くする必要はない

どうしても一緒に仕事をしないといけなくてもプライベートまで一緒に過ごすわけではないはずです。

あくまで仕事の間だけ。

たしかに同僚と待遇が変われなければ、自分の努力が無駄に感じてモチベーションが下がるかもしれません。

仕事ができない同僚と給与や待遇が同じことに不満を持っているなら、環境を変える必要があるでしょう。

仕事に支障がなければ関わらなくてもいい

職場の人間関係や仕事に支障がなければ、距離を置いても問題ないでしょう。

あいさつ程度のコミュニケーションを取っていれば、周りに迷惑がかかることもないですし。

無視や放置、いじめは厳禁

いくら仕事ができないで周りに迷惑がかかっているとしても、無視や放置、いじめは絶対にNGです。

結果的にハラスメント認定をされて自分が損をするだけなので。

たしかに仕事ができない人にイライラさせられているかもしれません。

でも、そのイライラを相手にぶつけるのはまた別の話です。

他人より自分のキャリアを考える

仕事ができない人にイライラしているあなたは、自分の時間を奪われています。

できない人にイライラする時間は、できない人のために自分の命を捧げているのと同じこと。

残念ながら仕事ができない人にどれだけ腹がたっても、現実は何も変わりません。

どれだけ注意をしても相手に変わる気がなければすべて無駄に終わります。

そんなハイリスク・ローリターンに時間を使うより、ローリスク・ハイリターンの転職活動に時間を使いましょう。

仕事ができない人と待遇が変わらないのなら、その会社にいても将来はありません。

さっさとリクルートエージェント やdoda を使って、転職するのがあなたのためになりますよ。

仕事ができない人にイライラする原因

なぜ仕事ができない人にイライラしてしまうのか？

それでもイライラしてしまうのには、以下4つの原因が考えられます。

詳しく見ていきましょう。

自分のルールや常識を押し付けてる

自分基準のルールを他人に課していることがあなたをイライラさせている根本的な原因の一つかもしれません。

自分の思った通りにならないことでイライラを感じストレスが溜まっているのでは？

そもそも

これらを受け入れる必要があります。

イライラを感じた時こそ、客観的に、冷静になりましょう。

自分に被害があったとしても感情的になってしまえばそれまで。

期待しすぎている

「こんなに教えたのだから、あとはできて当たり前だろう！」

と心のどこかで期待していないでしょうか？

自分基準で期待した予想を下回ってイライラするのは当たり前です。

過剰な期待を相手は答えてくれるモノだという考え方が間違っています。

一人立ちできるようにと、仕事のやり方や手段や方法など丁寧に教えてきたことでしょう。

しかし、「あれだけ時間をかけたのになぜ」とかけた労力への対価を求めるのはナンセンス。

ギブアンドテイクでは成り立たない。

人の成長速度は様々なので少し見守ることも時には必要です。

完璧が目的になっている

完璧主義なことで、相手のちょっと失敗や足りない点にイライラしてしまっていることも考えられます。

結果を最優先にする人は、途中の工程をあまり気にしません。

完璧主義の人に多いのは、「過程（プロセス）」への口出しが多すぎること。

など、結果にあまり影響しないどうでもいいようなことに、細かく口出しして、それに応えない相手にイライラしてしまう。

最終的に目標を達成できれば、過程はたいして関係ないはずです。

完璧にするのが目的になっているから、理想通りに物事が進まないことに納得がいかないのでしょう。

自分本位な完璧主義の考え方から抜け出す方法です。

仕事ができないという自覚ない

そのくせ人の悪いところだけ言う。

仕事ができない人に限って、自分はがんばっているのになぜ私を認めないのか？と平気な顔して被害者意識を持っている。

そのうえ、「できる人がやるしかない」なんて怒られるからよけいにやる気をなくしてしまいますよね。

自分がその人の分もやることで、自分の能力があがるんだ

と前向きに考えないとやっていけないですよね。

仕事ができない人に優しくするための対処法

仕事ができない人に優しくできないけど、無理に優しく接しようとするのも疲れると思います。

ここでは、仕事ができない人に優しくできないと悩んだ時の対処法を3つ紹介します。

1つずつ見ていきましょう。

相手ができる仕事のみを振る

をお願いしてみること。

相手ができる仕事のみを振るわけです。

など、単純な作業を行ってもらうと良いでしょう。

依頼する際は少しでも生産性があがるように、作業時間を短縮できるような目標を設定して伝えておくと生産性を上げられます。

仕事ができないと割り切る

そもそもこの仕事に向いていないという可能性があります。

最初と同じ熱量で指導をするにも限界がありますよね。

この仕事に向いていなくて、仕事ができないんだと割り切るしかないでしょう。

そもそも会社との付き合い方を「会社に雇ってもらっている」という一方的な関係だと思うのは間違いです。

自分自身のことを、一人社長で経営している「個人商店」なのだと捉え、勤め先の会社を「対等な関係を築いている契約先」だと思う必要があります。

上記マインドセットに切り替えると、同僚への接し方が変わってきます。

自分だけでなく同僚も個人商店として会社と取引していると思えば、

出来の悪い同僚がいるからこそ自分が取引できる余地がある

と思うことができます。

あくまで仲間意識を持たないことが重要です。

同僚のことを仲間だと漠然と思っているうちは、出来の悪い同僚に対してイラつくことがあるから。

同僚も会社と取引している対等な契約先だと思えば、いくら仕事ができなくても自分には関係ない話なんです。

会社は自分の働きを買っている大口の契約者の１つにすぎない。

自分のキャリアを考える

相手に変わりたいという意志がなければ、すべて無駄になってしまいます。

なんでできないんだ？とイライラしても良くなることはありません。

仕事ができないのに自分と待遇が変わらないから優しくできないのなら、環境を変える必要があるでしょう。

会社は自分の働きを買っている大口の契約者の１つにすぎないので、気に入らなければいつでも取り替えたらいいのです。

できない人にイライラする時間は、できない人のために自分の命を捧げているのと同じこと。

今の環境に不満があるのなら、自分から抜け出す努力をしましょう。

転職エージェントであれば、あなたの希望にあった優良企業を厳選して紹介してくれますよ。

まとめ

記事のポイントをまとめました。

こんな感じですね。

最後にお伝えしたいのは、「とりあえず行動しよう」ということ。

残念ながら「つらい環境は、いつまでもつらいまま」です。

上記のネガティブ思考をすてて、一歩だけで良いので行動してみてください。

「行動」が大変そうに聞こえるなら、「転職エージェントに話くらいは聞いてみる」とかでもOKです。

何もせずにいるより、気持ちが楽になって未来に希望がもてるので。

それでは、この辺で。
最後まであがとうございました。