本記事は、「施工管理を始めてまだ日が浅いのにもう辞めるか悩んでいる人」に向けて
施工管理をすぐに辞めても大丈夫な理由とおすすめ転職先を解説します。
すぐに辞めるべきか判断できる4つのポイントをまとめているので少しでも参考になれば幸いです。
施工管理を始めて間もないのにもう辞めたい…。
でも「辞めた後に転職できるか不安」ですよね。
- 「想像よりブラック過ぎてどうすればいい!?」
- 「このまま働き続けるなんて絶対無理!」
- 「キャリア選択に失敗した!」
こんな感じで、つらい思いをしているんじゃないでしょうか?
ハッキリとお伝えします。
「施工管理を辞めたいなら、やめちゃえばいいんですよ!」と。
施工管理があなたに合わないなら、無理してつづける必要はありません。
そんな今回は、施工管理を8年つづけている僕が、
- 施工管理をすぐに辞めるときに押さえるポイント
- 施工管理を辞める人の理由
- 施工管理を辞めるべきか判断するポイント
- 施工管理を辞めた後の転職先
について詳しく解説していきます。
- マイナビ AGENT
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- リクルート AGENT
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施工管理をすぐに辞めても転職できる?
いきなり結論から言うと、「施工管理をすぐに辞めても転職できます。」
その代わり、押さえておくべきポイントが4つあるので詳しく解説します。
施工管理を続けられる人は特殊
施工管理を続けられる人は特殊です。
快楽原則と言って、人間は苦痛を避ける欲求を持っています。
快楽原則は人間が快楽を求め苦痛を避けること、すなわち生理学的・心理学的な必要を満そうとすることを表す。
施工管理を例にすると
- 月100時間以上の長時間労働(150時間、200時間の月も)
- 休日は日曜日だけ(日曜日もたまに出勤)
- 工期、納期厳守のプレッシャー、責任が重い
などなど強烈な苦痛を受けながら働くわけですから
- 建築が好きだ
- 建物が好きだ
- 強くやりがいを感じている
といったポジティブな思いがないとまず続けられません。
施工管理にポジティブな思いがないのに続けられる人は、「痛覚が麻痺しているただの変態」だと思っています。
まとめると本来苦痛を避けたいのに強烈な苦痛を感じながら施工管理を続けられる人は特殊ってことです。
キャリアは失敗からスタートする事もある
キャリアのスタートでいきなり失敗したって全然大丈夫です。
むしろ自分の思い描いたキャリアを歩める人はごく僅か。
周りのほとんどの同年代は自己実現だのもっともらしいことを言いながら
- 有名な企業だから
- 年収が高いから
- 安定しているから
- ワークライフバランスが整ってそう
といった理由で就職先を選んでいるものです。
僕自身、内定が取れて就職先が決まったのに会社都合でいきなり内定取り消しを言い渡された経験があります。
今となっては内定取り消しになってよかったと思っているので、失敗だと思わずにとにかく前に進んでほしいです。
辞める理由を明確にしておく
入社して半年、1年足らずで辞めるのなら「辞める理由を明確にしておく」ことは必須です。
なぜなら絶対に面接の時に聞かれるから。
転職が当たり前の時代になって複数回の転職歴がマイナスになることはほどんどないですが、
一人あたり100万円〜150万円と言われる採用コストをかけたのにまたすぐ辞めたら企業にとって痛手です。
すぐに辞めるのではと思われないためにも「辞める理由を明確にすること」で
前職と異なる点がアピールできる材料になります。
さらにまた同じ失敗を繰り返さないように自分の中の基準を作ることにもつながります。
転職先を確保しておこう
もう一つ必須なことが「転職先を確保しておく」こと。
もちろん辞めて失業保険を受給しながら転職活動をする方法もあります。
でも先に辞めてしまい「早く就職しないと」って追い込んでしまうことで
- 乗り気じゃなくてもせっかく内定が取れたからもったいない
- やっと内定が取れた!次はもうないかもしれない
など焦るあまり合理的な判断ができなくなります。
せっかく苦痛から抜け出したのにまた同じ失敗を繰り返すこともあり得る話です。
転職活動は転職エージェントを活用するのがおすすめ!
もしキャリアアドバイザーと面談する時間が取れないなら転職エージェントに登録して情報収集するだけでも価値があります。
20代半ばなら未経験の業界・職種にもチャレンジできますし、転職エージェントは無料で使えるので登録して損はありません。
おすすめの転職先は「施工管理をすぐに辞めたい人におすすめする5つの転職先」で解説しています。
施工管理を辞める理由TOP3
本章では若手施工管理が辞めていく理由TOP3を解説していきます。
超長時間労働
施工管理を辞める理由のトップはやはり「超長時間労働」です。
- スーパーゼネコンでも
- 中堅ゼネコンでも
- 地方ゼネコンでも
- サブコンでも
- メーカーの施工管理でも
どこも長時間労働は同じです。
7時に出勤して24時まで仕事なんて日も珍しくないです。
ちなみの僕は2022年の平均残業時間が150時間を超えていました…
1日8時間労働を1ヶ月続けると160時間なので単純に二人分働いていることになりますね…
休みが極端に少ない
基本的に土曜日、祝日は稼働していて全休は日曜日だけの現場がほとんど。
常に人手不足の建設業でシフトを組めるほど人もいないので休みはかなり少ないです。
メーカーの施工管理が役所の直請負で行う物件など職種によっては完全週休2日取れることもありますが…
ちなみに週休2日は月に一回でも週2日休める日があれば週休2日と表現していいルール。
つまり、月に5日休みがあれば週休2日と名乗れるんです。
パワハラや体育会系ノリに耐えられない
令和になった今でもパワハラがあるし、体育会系ノリは健在です。
- 暴言
- マウント取ってくる
- 理不尽に罵られる
- 仕事のむりゃぶり
- 長時間働くのが偉い空気感
- 叩かれたり・暴力
- 飲み会の強制
上記はほとんどの施工管理が通る道。
良くないのがパワハラに慣れて当たり前になって、悪習を受けついで後輩にパワハラしてしまうこと。
施工管理を辞めるか判断する4つのポイント
本章では施工管理を辞めるべきか悩んでいる方向けに「辞めるべきか判断する5つのポイント」を解説しています。
残業が80時間を超える月がある
残業が80時間を超えてくるなら「残業を理由」に辞める大義名分はバッチリです。
でも、建設業以外だと多くても50時間ほどなので他業種で残業80時間はかなり多い方です。
残業80時間に耐えられそうにないならすぐに辞めると決断した方がいいかもしれません。
月の平均休日数が6日間しかない
月の平均休日数が6日間の場合だと「年間82日間」しか休みがない状況です。
年間休日数って大体110日〜120日ぐらいはあるイメージだけど
施工管理ぐらいになると年間82日でも多い方です。
「年間で82日しか休みがない…」って思うかどうかですが、
少ないなと感じるなら転職を検討してもいいでしょう。
施工管理は潰しが効かないと言われた
「施工管理は潰しが効かない」と言われる。
ある種の脅し文句ですが、結論を言うと「ただのウソ」です。
なぜなら、施工管理に必要なスキルは、他業界・他職種でも活かせるから。
例えば、施工管理は下記のようなスキルが身につきます。
- 交渉力
- リスク管理能力
- リーダーシップ
- マネジメントスキル
- マルチタスクスキル
- プレゼンスキル
- スケジュール管理能力
- コミュニケーションスキル
「施工管理は潰しが効かない」って発言する上司は施工管理以外の働き方が分からないだけですから。
気にするだけ無駄ですよ。
施工管理が向いていないと感じる
仕事量が多い、建築・建設に興味がもてない、CADが苦手、出張や転勤がいや…などなど。
施工管理に向いていないと感じる理由は人それぞれですが、
ついていけないと思いながら、あと何十年も働き続けるのはつらいです。
たしかに施工管理を8年続けてきた中で下記の特徴に当てはまる人は「向いていない」かもしれません。
- コミュニケーションが苦手
- 失敗を引きずるタイプ
- マネジメント経験が浅い
- 気が弱い
- パソコンを利用する仕事が苦手
- 体力に自信がない
- マルチタスクが苦手
施工管理は多くの人とコミュニケーションを取りながら、スケジュール通りに仕事を進めることを求められるわけで。
このような仕事が難しい、自分には向いていないと感じる場合、施工管理を続けてもしんどいだけですよね。
すぐに辞めたいなら転職先を確保しよう|限界なら逃げていい
施工管理をすぐに辞めたいなら「転職先を確保すること」が先決。
「せっかく施工管理を辞めたのに転職先もブラックだった」って結末にならないためにもしっかり情報収集するべきです。
注意ポイント
ただし、すでに精神的にきつく、限界であるなら「今すぐ逃げてください。」
とにかく忙しすぎて転職活動すらままならない状況であるなら「まずは退職してから」次の職場を探すのも全然いいと僕は思います。
会社に人生を捧げてもしょうがないですからまず逃げることも一つの選択肢だと思ってくださいね。
以下におすすめの退職代行サービスを2つまとめています。
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転職活動ができるほどの余裕があるなら
転職エージェントとは?
- 完全無料の転職支援サービス
- 転職のプロがキャリア相談にのってくれる
- あなたに合った優良企業を紹介してくれる
- 転職サイトにはない人気企業の求人がある
- 書類や面接の通過率を上げてくれる
- 入社時期・条件の交渉をしてくれる
転職エージェントは「希望にあった会社を無料で紹介してくれる転職支援サービス」で、非公開の求人も多数もっています。
一般には公開されない隠れた優良企業なども紹介してくれるため、施工管理以外の異業種に出会える可能性は高いです。
必ずしも転職エージェント経由で転職しなくてもいいですが、
- 「自分に合った会社はある?」
- 「今後のキャリアはどうすればいい?」
など、相談や情報収集のためにも活用するべきです。
企業は人材紹介をしてくれた転職エージェントに対して月収の3ヶ月ほどの成果報酬を支払います。
企業サイトから直接応募した方が内定が取りやすい場合もあるので転職エージェントは上手に使うべきですね。
おすすめ転職エージェントはこちらです。
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- 求人票に記載してある残業時間が正しいか
- 求人票通りの年収を貰っているか
- 求人票には書かれないブラックな部分はないか
などを確かめることで転職に失敗する確率を減らせる効果が期待できます。
おすすめの転職口コミサイトはこちらです。
施工管理をすぐに辞めたい人におすすめする5つの転職先
施工管理を辞めると決断しても、その後の転職先は悩みますよね。
施工管理を辞めた後の転職先は、以下5つがおすすめですよ。
- ディベロッパー(不動産業界)
- ビル管理(ビルメンテナンス業界)
- 都市再生機構(UR)
- ファシリティマネジメント(銀行系の施設管理)
- コンストラクションマネジメント(発注者支援)
上記5つの業界はすべて施工管理の経験を活かすことが可能です。
施工管理よりもホワイトかつ年収も高いので転職先としてかなりおすすめしますよ。
施工管理からの転職で大切なのは、転職先を明確にして、転職エージェントから優良企業を紹介してもらうこと。
このあたりは「施工管理から転職したい!おすすめの転職先9選【経験を活かした転職のコツ】」の記事でより詳しく説明しています。
施工管理を辞めたい人へ|まとめ
本記事では「施工管理をすぐに辞めても大丈夫!辞める理由とおすすめ転職先を解説!」について解説しました。
改めてですが、辞めたいと思ったら、辞めてしまってOKです。
モチベーションが上がらない状態で働き続けてても、良いことはありませんからね…。
ただし、辞めるなら次の職場が決まってからにしましょう。
本記事が、施工管理を辞めたいあなたにとって、参考になる内容だったなら幸いです!
最後に、おすすめの転職エージェントを紹介して終わりたいと思います。
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